「大切な家族には、いつまでも元気でいてほしい」
「それには、毎日の食事にもっと日本食を取り入れると良いかも」
働き盛りの夫と元気に遊ぶ子供たち。
その家族の健康を守るあなたは、そう思っているかもしれません。
日本食は、「ヘルシーで体に良い」と世界から注目を集める健康食。
その代表格といえるの調味料が「味噌」です。
毎日の食事に「味噌」を使うことで、腸内環境が整い、家族みんなの健康を守ることができます。
このページでは、体に良く、家庭に合った味噌の選び方、人気メーカーや本格的な天然醸造のおすすめの味噌10選を紹介します。
ぜひチェックしてみてください。
家族の健康のためには味噌が良い
家族の健康を守るには、味噌を積極的に食事に取り入ることをおすすめします。
味噌は発酵食品。
腸を整え、免疫力を高めることで有名です。
免疫力だけではなく、がんの予防にも良いというデーターも出されています。
ここで、国立ガンセンターのデーターをみてみます。
国立がんセンターのデータをみると、味噌汁を毎日食べる習慣がある人の方が胃がんや乳がんになりにくいことがわかります。
このほか、味噌は、血圧を抑えたり、腸内免疫を上げたりするとの報告もあります。
家族の健康を守るため、毎日の食事に味噌を積極的に使うことをおすすめします。
良い味噌を選ぶポイント
では、味噌はどのようなことに気をつけて選べばよいのでしょうか?
ポイントは2つ。
1つは、余計なものが入っていない活きた味噌であること。
もう1つは、家族の口に合った味噌であること。
ここからは、味噌を選ぶときのポイントについて、詳しくみていきます。
ポイント1 余計なものがはいっていない活きた味噌であること
味噌選びの1つめのポイントは、余計なものが入っていない活きた味噌です。
それには、次の3つに注意して選びましょう。
- 原材料
- 添加物
- 呼吸穴
この3つをクリアしていれば、発酵食として、本来持つ効果を十分に得ることができます。
具体的に3つのポイントについて、説明していきます。
1.原材料
味噌は、原材料がシンプルなものを選びましょう。
シンプルな原材料で造られている味噌は体に良いといえます。
では、シンプルな原材料とはどのようなものでしょうか。
それは、「大豆、麹、塩」のみで造られている味噌です。
容器の表示ラベルをみれば、原材料を調べることができます。
健康に良い味噌を選ぶには、まずは、表示ラベルをチェックしてくださいね。
2.添加物
原材料の話と少し重なりますが、味噌には添加物が入っていないイメージがありませんか?
実は、市販で売られている味噌の多くは、添加物が入っているんです。
添加物を加えることで、手軽に味噌のうま味を増し、見た目を良くすることができます。
ただ、発酵食としての味噌本来の効果は劣るので、避けたいですよね。
例えば、味噌の中には次のような添加物が、多く入っています。
- 調味料(アミノ酸など):手軽に味を良くするため
- 還元水飴:保存性を高めるため
- ビタミンB2:変色を抑えるため
また、「だし入りの味噌」、「液体味噌」は、さらに添加物が多め。
調理が手軽で便利な反面、保存性を高めるため、たくさんの添加物が入っています。
ご家族の健康を第一に考えるなら、これらは避けましょう。
3.呼吸口
味噌は、容器に穴が空いているものを選ぶようにして下さい。
呼吸口がある容器の味噌は、菌が生きている証拠。
呼吸口が味噌の発酵によって生じたガスを逃がし、容器の変形を防ぎます。
呼吸口がない容器に入っている味噌は、極端にいえば、菌が死んでいる状態です。
そのような味噌は、酒精(発酵アルコール)や加熱により、活動を抑えられています。
これでは、せっかく味噌を食事に使っても、腸を整える菌を取り入れることができません。
味噌は、容器にも注目して選ぶようにして下さい。
このように容器をチェックすることで、活きた味噌を選ぶことができます。
ポイント2 家族の口に合った味噌を選ぶ
味噌選びで欠かせないのは、やはり「味」。
美味しくなくては、毎日食べ続けることはできません。
そこで、味噌は味にもこだわって選ぶようにして下さい。
家族の口に合う味噌を選ぶには、「色」、「塩と麹の割合」、「地域ごとの特徴」の3つのポイントが参考になります
1.色の違いで味を見分けよう
実は、味噌の色から味を見分けることができます。
色の違いによる発酵の味の目安は、次のとおりです。
白味噌 | 1ケ月程度の熟成 |
淡味噌 | 4~8ケ月程度の熟成 |
赤味噌 | 1年以上の熟成 |
熟成期間が長いものほど色が濃くなり、味噌の風味も出てきます。
本来の味噌の風味を味わいたいなら、熟成された濃い味噌がおすすめ。
お子さんが小さいのなら、癖の少ない甘味の白みそが食べやすいですよ。
2.塩と麹の割合で味噌の味わいがチェックできる
塩の配分と麹歩合をみれば、味噌の甘さや辛さがわかります。
麹歩合とは、味噌に使用される大豆と麹の割合のこと。
一般的な味は、塩分濃度が10~13%、麹が6~12歩となります。
ちなみに小さい子供がいれば、麹が18歩以上が甘味の味噌で食べやすいです。
塩分を控えたいお父さんがいれば、塩分10%未満の味噌がおすすめです。
ここで、塩分と麹の割合による味噌の味をまとめてみました。
このように塩分と麹の割合をチェクすれば、甘さや辛さが大体分かります。
3.地域によっても味噌の使われる原材料に特徴がある。
味噌は、地域によって原材料と味に特徴があります。
例えば、特徴のある地域としては、次ようなものがあります。
東北地方の人なら、赤色で塩分が多い辛口の米味噌。
東海地方の人なら、濃厚な味わいの豆味噌。
九州地方の人なら、淡い色で甘口の麦味噌。
あと、京都の白色で甘口の味噌は有名ですよね。
参考までに、日本みそマップを載せておきます。
日本みそマップをみれば、あなたのご家庭の口に合う味噌が一目瞭然。
味噌選びで失敗しません。
ただ、全国的に多いのは、約80%を占める米味噌。
なので、あなたが実際に選ぶのは、米味噌かもしれません。
これまで見てきたように、味噌を選ぶ際は、余計なものが入っていない原材料で、家族の口にぴったり合うものがおすすめです
無添加の味噌おすすめ10選!
では、ここからは、当サイトの管理者がおすすめする味噌を紹介していきます。
どれも余計なものが入っていない無添加の味噌。
容器にはもちろん呼吸口があります。
ぜひ、あなたの味噌選びの参考にして下さい。
子供のいる家庭には、麹が多めの甘い味わいの味噌がおすすめ!
プラス糀無添加 糀美人(マルコメ)
原材料 | 米(国産米)・大豆・食塩 |
味と色 | 味わい:甘口 塩分濃度:11.5% 麹歩合:24歩 |
内容量 | 650g |
価格 | 451円 (69円/100g) |
評価 | ★★★★★ |
糀美人は、お子さんがいるご家庭におすすめです。
「女性や子供にこそ取り入れてほしい」という思いで開発された味噌だけあって、無添加にもかかわらず子供の口に合う味になっています。
というのは、米麹の割合が通常の2倍使われているためです。
ちなみに麹美人は、我が家の14歳の子供も気に入っています。
フンドーキン生詰無添加あわせみそ(フンドーキン)
原材料 | 米・大豆・食塩・大麦 |
味と色 | 味わい:甘口 塩分濃度:10.7% 麹歩合:32歩 |
内容量 | 850g |
価格 | ¥509(60円/100g) |
評価 | ★★★★☆ |
フンドーキン無添加あわせみそでは、通常の約3倍の米麹を使用されています。
なので、甘味が強く食べやすいです。
ポタージュなど洋風のスープを好む小さなお子さんでも、フンドーキンで作った味噌汁なら喜んで食べてくれるかもしれません。
味噌本来の味わいを楽しみたい家庭には、こちらがおすすめ!
円熟こうじみそ(ひかり味噌)
原材料 | 米(国産米)・大豆・食塩 |
味と色 | 味わい:淡色の中辛味 塩分濃度:11.6% 麹歩合:ー |
内容量 | 750g |
価格 | ¥596(79円//100g) |
評価 | ★★★★☆ |
塩気と味のバランスが良く、どの家庭でも口に合いそうな味噌です。
無添加味噌でコストパフォーマンスを考えると、お得ですよ。
無添加の味噌をためすのなら、まずはこの味噌から。
酵母が生きている!無添加みそ (マルマン)
原材料 | 米・大麦・大豆・食塩 |
味と色 | 味わい:中甘口 塩分濃度:11.7% 麹歩合:8歩 |
内容量 | 750g |
価格 | ¥596(79円/100g) |
評価 | ★★★★☆ |
熱処理がされていない安心の生味噌です。
くせが無い味なので、我が家では赤味噌と合わせて使うことも。とても合いますよ。
コストパフォーマンスのよいロングセラーの商品です。
塩分が気になる家庭には、こちらがおすすめ!
丸の内タニタ食堂の減塩みそ(マルコメ)
原材料 | 米・大豆・食塩 |
味と色 | 赤みそ・中辛口 塩分濃度:8.3% (塩分控えめ) 麹歩合:20歩 |
内容量 | 650g |
価格 | ¥480(74円/100g) |
評価 | ★★★★☆ |
塩分を控えたいお父さんがいる家庭には、この味噌です
この味噌で作った味噌汁なら、無添加・減塩といっても、物足りなさを感じません。
その理由は、麹の使用量が2倍で甘みもあるヘルシーな味噌だからです。
ただ、味噌汁以外の料理には、味が薄く感じるかもしれません。
くせの無い味のバランスの良い調合味噌なら、こちらがおすすめ!
味の饗宴 無添加生(マルサンアイ)
原材料 | 米・大麦・大豆・食塩 |
味と色 | 味わい:中辛口 塩分濃度:12.4% |
内容量 | 750g |
価格 | ¥950(126円/100g) |
評価 | ★★★★☆ |
蔵出しそのままで味わえる生みそです。なので、味噌汁にすると香りも楽しめます。
しっかりした味わいの味噌なので、もし、今使われている味噌に何か物足りなさを感じているのなら、一度試してみてください。
煮物で味噌をよく使う家庭には、濃厚な味わいのこちらがおすすめ!
八丁味噌(カクキュー)
原材料 | 大豆(三河産)・食塩 |
味と色 | 味わい:赤みそ(濃厚な豆みそ) 食塩濃度:11.4% 麹歩合 |
内容量 | 300g |
価格 | ¥698(232円/100g) |
評価 | ★★★★★ |
煮込み料理や鍋物・田楽・味噌煮などには、こちらの味噌がおすすめです。
名古屋の赤味噌の特徴ともいえる濃厚な味わいがあります。
なんと、八丁味噌は、あの徳川家康が江戸に八丁味噌を取り寄せて、毎日味噌汁として飲んでいたから長寿だった、との説もあるほどの健康食です。
本格的な味噌をお求めなら、天然醸造のこちらの味噌がおすすめ!
ここからは、天然醸造の味噌の紹介をします。
より本格的な味噌をお求めのあなたには、昔ながらの木の桶で手造りされている天然醸造の味噌をおすすめします。
天然醸造の味噌は、次の3つの点で市販の味噌より優れています。
- 微生物が活発に生きており、腸内の免疫力のアップにとても有効。
- 木桶の中で味噌本来の色・味・香りが作り出される。
- 熟成期間の長い天然醸造の味噌は色・味・香りが一段と良くなる。
では、当サイトでおすすめの天然醸造の味噌を紹介します。
金亀子みそ赤(佐野味噌)
原材料 | もち米(新潟産)・大豆(北海道産)・食塩 |
味と色 | 味わい:中甘口・赤味噌 食塩濃度:11% 麹歩合:12割 |
内容量 | 200g、300g、500g、1kg |
価格 | ¥1,155(500g) 210円/100g |
評価 | ★★★★★ |
もち米を使ったいるため、トロッとした甘みのある、とても美味しい味噌です。
豆腐とわかめだけのシンプルな味噌汁や豚汁といった具だくさんの味噌汁のどちらにも合います。
蔵出し一番「極生」無添加・天然醸造(白馬味噌)
原材料 | 米・丸大豆(長野県産)・天日塩 |
味と色 | 白味噌 塩分濃度:10 |
内容量 | 500g |
価格 | ¥865(173円/100g) |
評)価 | ★★★★★ |
ワンランク上の味噌をお求めの家庭には、こちらがおすすめです。
生産量が限られている人気商品のため品切れが多い味噌。
ただ、ぜひ試していただきたい一品です。
天然醸造味噌(吉村味噌糀店)
原材料 | 米・大豆(国産)・天日塩 |
味と色 | 味わい:中辛口 塩分濃度 麹歩合:十七割 |
内容量 | 850g |
価格 | ¥750(88円/100g) |
評価 | ★★★★★ |
これぞ天然醸造という本格的な味噌をじっくり味わいたい家庭におすすめです。
この味噌を毎日食べ続ければ、もう市販の味噌には戻れないかもしれません。
そう思えるくらいの本物の味噌が味がします。
まとめ
毎日食べる味噌なので、添加物の入っていない無添加で家族の口に合う味噌を選んで、家族全員の健康を目指してくださいね。
このページでは、体に良いおすすめの味噌10選を紹介しました。
この記事が、味噌で家庭の健康を守るあなたのお手伝いになれば幸いです。
商品 | ||||||||||
品名 | プラス糀無添加 糀美人メーカー | 生詰無添加あわせ | 円熟こうじみそ | マル無 無添加味噌 国産 | 丸の内タニタ食堂の減塩みそ | 味の饗宴無添加生 | 八丁味噌 | 金亀子みそ赤 | 蔵出し一番「極生」 | 天然醸造味噌 |
価格 | ¥451 | ¥596 | ¥1,475 | ¥596 | ¥480 | ¥950 | ¥432 | ¥1,155 | ¥865 | ¥750 |
内容量 | 650g | 750g | 1.8kg | 750g | 650g | 750g | 300g | 500g | 500g | 850g |